新編 山靴の音 (中公文庫BIBLIO)



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不屈の闘志

 1959年に朋文堂から出た単行本の文庫化(1981年)。といっても、相当な量の増補があり、別の本といってもいいくらい。二見書房の改訂版とも、かなり異同がある。
 著者の芳野満彦を知るには、まず『山に登ろう』(筑摩書房,1987年)を読んだ方が良い。ほかの資料でも良いが、とにかく、著者の壮絶な人生を知らないうちに本書を読んだとしても、まったく無意味。
 まあ、それはさておき、本書で語られているのは、著者の青春の日々の登山。第二次大戦が暗い影を落としており、そのなかで孤独と鋭さがつくられていくさまには鬼気迫るものがある。文章は平静で呑気に見えるが、その深層を見抜けると、非常に面白い。
 意外に登山家としての欠点が多い人物のようだ。
この人の実像は?

新田次郎の『栄光の岸壁』主人公のモデルとなった人の随想集です。

先に新田次郎の本を読んでいた私は、この本の文体と『栄光の岸壁』
で語られる人物像との間のギャップにとまどいました。

『栄光の〜』ではもの静かで哲学的なイメージだったのに対して、この
本の文体は軽いのです。
しかし、だまされてはいけない。軽妙な文体の裏にシビアな視線を

感じるのです。
達人の文章とはこういう文のことを言うのかもしれません。



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