アーロン・ラルストン 奇跡の6日間



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アーロン・ラルストン 奇跡の6日間
アーロン・ラルストン 奇跡の6日間

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生きる!

主人公アーロンは砂漠の先にある深く狭いキャニオンで500キロもある落石に右腕を挟まれて身動きがとれなくなる。アーロンが考えた脱出方法は3つ。
1.岩をつりあげる。
2.岩を破壊する。
3.自分の腕を切断する。
切れ味の鈍い小さなナイフしか持っていなかったので腕を切ることができず、3の案は除外した。そして、6日間もの間、食料も水も無い中、自分の尿を飲むことで餓えをしのぎ、脱出を試みる。しかし、すべての試みが失敗に終わった。そして、とうとう選択肢3を実行した。

圧迫によって、腐乱し始めていたためナイフでも切ることができるようになっていたらしい。とは、言っても動脈を切らないように血管をより分けながら自分で自分の腕を切っていく作業は、想像するだけでも痛い。

絶対に生き抜いてやるという強烈な意志が伝わってくる。
読みごたえはあります。

身動きのできない極限の状況下で、冷静に状況を観察し、生還する為への努力をひたむきに続ける姿には非常に感銘をうけました。
出版社レビューにある「本当の勇気とは何かを本書が教えてくれます」かどうかは多少疑問ではありますが、一読の価値がある本であることは間違いありません。
「もし自分が同じ環境下に陥ったなら?」を頭の片隅においてじっくり読むことをお薦めします。



小学館